ニュース
Datorama、テレビ放送実績データのダッシュボード化が可能に:エム・データ提供の「TVメタデータ」と連携
Datorama Japanは、同社のBIツールをエム・データが提供する「TVメタデータ」と接続開始した。
Datorama Japanは、マーケティング特化型BIプラットフォーム「Datorama」が、エム・データの提供するテレビ放送実績データベース「TVメタデータ」と接続開始したと発表した。
Datorama のSaaS型プラットフォームは、マーケティング活動全体に関わる数多くのデータを1つのデータソースとして統合して分析し、意思決定を支援する。最近では従来の API に加え、Integral Ad Scienceの広告効果計測ツールやYahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)などのアドネットワーク、マーケティングオートメーションの「Marketo」、競合サイト分析ツール「SimilarWeb」との API 接続も開始している。
導入企業は数千に上り、ブランド企業や広告代理店、メディア運営会社、マーケティング系プラットフォマーなどの企業が導入している。
一方、エム・データのTVメタデータは、テレビ番組やテレビCMを24時間365日モニタリングしてテキスト化したデータベース。「いつ」「どの局の番組や CM で」「何が(誰が)」「何を」「どのように」「何秒間(何回)」放送されたのかを把握でき、放送局や広告主、広告代理店などに利用されている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 庭山一郎氏らが語る、B2Bマーケティングに求められる人と組織
マルケト主催「The Marketing Nation Summit 2017」では「マーケティングの組織と人材育成」をテーマに、シンフォニーマーケティングの庭山一郎氏と横河電機の阿部剛士氏によるパネルディスカッションが行われた。その要点をお届けする。 - Marketoはどこに向かう?――Google Cloud Platformとの協業、ABM、AIへの注力etc.
「The Marketing Nation Summit 2017」におけるMarketo本社幹部の講演から、同社の今後の戦略を読む。 - マーケティングのサイロ化をどう乗り越えるか――「データの透明性」が会社を救う
「Domo Japan Launch」の基調講演およびDOMOでCMOを務めるシェーン・アッチソン氏のインタビューから、レポーティングツールを超えた経営の武器としてのBIの意義を考える。 - Salesforce Pardot、「日本語化」だけではない重要な強化ポイントとは?
本稿では「Salesforce World Tour Tokyo 2017」におけるセッション「生まれ変わったPardotとAI×ABMでB2Bマーケティングに変革を Salesforce for B2B Marketing」の内容を紹介する。