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「Oracle Analytics Cloud」がプライベートDMP構築で活用される理由顧客体験をシングルビューで可視化する(1/2 ページ)

日本オラクルは「Oracle Analytics Cloud」の拡充を発表した。プライベートDMP構築にも活用される同社のクラウド型アナリティクスサービスの展開について、担当者に話を聞いた。

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 日本オラクルは2017年9月20日、ビジネスユーザーのアナリティクス業務を広範囲に支えるクラウドサービス「Oracle Analytics Cloud」を拡充すると発表した。同社は2017年3月にセルフサービスBIの「Oracle BI Cloud(Data Visualization Cloud)」と管理会計・予算管理の「Hyperion Essbase」、ビッグデータ分析の「Bigdata Discovery」の3製品を刷新してOracle Analytics Cloudとして統合している。ここに今回、オンプレミス環境で豊富な実績を持つOLAP(多次元オンライン分析処理)サーバの「Oracle Essbase」とモバイルデバイス専用に機械学習機能を組み合わせた分析・可視化ツールの「Oracle Analytics Cloud Day by Day」を追加する。

 Oracle Analytics Cloudの用途は広範にわたるが、昨今はプライベートDMP構築に際して、分断されたデータを統合的に分析するための基盤として採用する例が増えてきたという。同社クラウドプラットフォームソリューション統括 Cloud Platform ビジネス推進本部 本部長 佐藤裕之氏とビジネス推進第1部 担当マネジャー 五十嵐 恒氏に、Oracle Analytics Cloudのユーザーニーズと今後の展開を聞いた。


左から五十嵐 恒氏と佐藤裕之氏

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