「LINE」「トランプ」「Instagramの新アイコン」、ソーシャル好き過ぎる人たちの傾向:週刊「調査のチカラ」
その情報、信じて大丈夫? 「LINE」や「Facebook」「Twitter」が生活インフラとして定着し、そこから得られる情報の取捨選択のセンスが問われる時代。「SNSのそこが知りたい」を探る。
注目の調査
- 好きなソーシャルディア第1位は「LINE」
- 「Instagram」の新アイコンに魅力を感じない人はつまり……?
- 若者がSNSに情報発信するのは「自分の思い出」のため
- 日本人の4割「事実はそれほど重要でない」
春一番が観測され、はためくコートの裾に春を感じた人もいるのではないでしょうか。強風が吹きすさぶのはSNSの世界もまた同じ。法的にアウトと思われる写真投稿から民主主義の根幹を揺るがすウソニュースまで。老いも若きも一般人も有名人も、果てはアメリカ合衆国大統領までもが、不毛な情報戦に日々のエネルギーを投下しています。世に炎上のタネは尽きまじ。ソーシャルメディアの猛者たちもまずは心を落ち着けて、情報の真偽や影響度を冷静に判断する力を養っていただきたいものです。今回は調査まとめサイト「調査のチカラ」の9万件超のストックから、最近のSNSの利用動向に関するデータなどをピックアップしました。
好きなソーシャルディア第1位は「LINE」
マクロミルが運営する調査サイト「ホノテ」では、サービスの幅が広がっているソーシャルメディアについて、好きなサービスや利用状況についての調査を実施しました。20〜59歳の男女8500人を対象に「好きなソーシャルメディア」を尋ねたところ、最も人気のサービスは「LINE」で全体の25%が好きだと回答。2位「Twitter」(20%)、3位「Amebaブログ」(18%)、4位「Facebook」(16%)、5位「NAVERまとめ」(14%)と続きました。また、「何らかのSNSのアカウントを持っている」人は76.0%で、そのうち「日常的にSNSで情報発信や投稿をしている」人は40.1%でした。「日常的に情報発信(投稿)しているSNS」は、利用率が高い順にLINE(46.6%)、Twitter(41.6%)、Facebook(38.8%)、Instagram(19.6%)、mixi(6.6%)でした。こと日本においてはコミュニケーションのインフラとなった感のあるLINE。ビジネス版も登場し、利用シーンはますます広がっていそうです。
「Instagram」の新アイコンに魅力を感じない人はつまり……?
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