コミュニケーションロボットによる接客、約半数が「抵抗はない」:週刊「調査のチカラ」
子どもの時間の使い方の今昔からコミュニケーションロボットやVR(バーチャルリアリティ)など注目の新技術まで。時代を越えたトピックの数々を調査データで振り返ります。
2016年の折り返し点が見え始めた今日このごろ、年始に立てた目標の進捗(しんちょく)はいかがでしょうか。できたこととできなかったことを振り返りつつ、後半のペースを上手に作っていきたいものです。時間の有効活用はビジネスパーソンの基本であり永遠の課題といえそうですが、「データを味方につける」こともまた、仕事力アップにつながるはず。ビジネスを加速するヒントが見つかる調査まとめサイト「調査のチカラ」の8万件超のストックから「今」が見えるトピックスをお届けします。
注目の調査
- 子どもの「外遊び」の時間が80年代から半減
- 親が住んでいた実家を相続したらどうする?
- テレビドラマの脚本家、最も満足度の高いのは誰?
- VRで体験したいコンテンツは「観光」
- コミュニケーションロボットの接客体験は1割弱
子どもの「外遊び」の時間が80年代から半減
シチズンホールディングスは小学校高学年(4〜6年生)の「時間感覚」を調査しました。これによると1981年に2時間11分であった「外遊びの時間」は2016年には1時間12分。35年間で半減したことが分かりました。また、「テレビを見ている時間」も1981年の2時間9分から2016年には1時間43分と減少傾向です。「大切な時間」は「睡眠」(51.8%)、「食事」(48.8%)、「家族と一緒にいる」(41.0%)がトップ3に。5位に「ゲーム」(25.0%)が入っている点が興味深いところです。ちなみに、ゲームをする時間が大切と考える子どもの割合は2001年の11.7%から約13ポイントアップしています。一方で「無駄な時間」を尋ねると「EメールやSNS」(47.0%)、「ゲーム」(37.3%)、「電話(携帯含む)」(34.8%)で、ゲームはこちらでも上位にランクインしています。無駄だけど大切な時間。大人には理解できない心模様がありそうです。
親が住んでいた実家を相続したらどうする?
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