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「コンテンツマーケティングの成果はまだか?」 上司のプレッシャーをはねのけ取り組みを持続させるには:【連載】コンテンツマーケティングの“HARD THINGS”に立ち向かう 第2回(1/3 ページ)
コンテンツマーケティングの成果を上げる大前提は「続けること」「やめないこと」。周囲の重圧をかわし取り組みを持続するために必要な条件とは?
「コンテンツマーケティングの成果が見えない」と上司は言う。しかし、こっちだって勝手にやっているわけじゃない。自分でGOを出したのだから、もっと長い目で見守ってくれたっていいじゃない――。
今日もどこかの会社のマーケティング部で、担当者がこんな思いをぐっと飲み込んで唇をかみしめているに違いない。
上司には、自分の担当部署の投資パフォーマンスを健全に保つ責任がある。効果を期待して始めたコンテンツマーケティングにお金を掛けた以上の効果が出ていないと聞けば不安になってしまうのも無理はない。しかし、コンテンツマーケティングはじっくりとユーザーの信頼を積み上げ、育てていくマーケティングだ。成果が出るにはどうしても時間がかかる。この辺りを上司にしっかり理解してもらえなければ、あなたの取り組みはとてもハードなものになるだろう。
では、どうすれば上司を説得できるのか。それを知る前に、まずあなた自身が、コンテンツマーケティングに要する時間の感覚とその効果の見え方について知る必要がある。今回は、コンテンツマーケティングを正しく長く持続するための条件について考えてみたい。
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