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第7回 どこでも働ける時代にオフィスビルでつながること、学べること――三井不動産が変える日本橋の今と未来【連載】ブランド戦略としての「学びのコミュニティ」

日本橋再生計画という東京を代表する都市開発プロジェクトを主導する三井不動産が、日本橋エリア内の賃貸オフィスビルの空室を“harappa日本橋”という交流スペースとしてオフィスワーカーに開放している。そこでも学びがコンテンツになり、コミュニティが成立しつつある。その実態を調べた。

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お話を聞いた人

  • 三井不動産ビルディング本部 法人営業統括部 佐川綾氏
  • 同 宮原うらら氏
  • 三井不動産ビルマネジメントビルマネジメント事業一部 中央オフィス PM課 山岸道子氏

コンセプトは、「オフィスライフの“新しい”を、カタチにする」

 草原に似たふかふかな緑のじゅうたんの上で、羊の家族が戯れる。大きなシンボルツリーの周りにはお弁当を食べる人、サークル活動で集まる人、プロジェクターを使ってミーティングを行う人の姿も。こんな不思議な光景が日本橋のオフィスビルの中で毎日繰り広げられているという。

―― 現在、どのようなコミュニティを運営なさっているのでしょうか? 施設運営も含めご説明ください。

佐川 私たち三井不動産は、「オフィスライフの“新しい”を、カタチにする」をコンセプトに据え、賃貸オフィスビルの空室を活用して、当社賃貸ビルをご利用いただいている企業のワーカーの方々に、自由にお使いいただけるオープンスペースを運営しています。多い日で一日数百人が出入りしているここharappa日本橋で生まれた新しいコミュニティは、例えば英字新聞を題材に英会話を楽しむ「朝英語の会」や、仕事前に頭をスッキリできると好評の「朝ヨガ」等。出勤前の早朝に開催されているコンテンツが多くあります。

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