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第19回 メッセージはメディアだ 〜コンテンツマーケティングが示唆する情報流通の変化〜:【連載】海外事例に学ぶマーケティングイノベーション(1/2 ページ)
コンテンツ(=メッセージ)そのものがメディア化する時代がすぐそこまで来ている。その時代でイニシアティブを握るのは、コンテンツを核としたマーケティング、すなわち、「コンテンツマーケティング」だ。
昨今、コンテンツマーケティングという言葉を耳にすることが多いと思うが、「実際何をすべきか分からない」と悩まれている方も多いのではないだろうか。まずは、「コンテンツ」とは何を意味するのかということから考えてみよう。
「コンテンツ」とは、コンテナの「中身」のことだ。よって、メディアをコンテナと考えると、コンテンツは、情報の中身のことである。つまり、テレビ番組、映画、ブログ、記事、写真、音楽、そして、広告などを指す。よって、コンテンツマーケティングとは、いわゆる、見込み客や顧客にとって価値ある「情報の中身」を提供することで、彼らの興味/関心を惹き、商品を理解してもらい、最終的には購入してもらうためのマーケティング戦略のこと、となる。
今回は、オグルヴィ・アンド・メイザー(以下、O&M)におけるコンテンツマーケティングの考え方を紹介しながら、ブランドがすべきアクションを考察する。
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