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スマートフォンと連動する商品棚「スマート什器」を開発、博報堂消費者の来店を促す施策となるか

博報堂が開発した「スマート什器」は来店客と情報のやりとりが可能な商品棚だ。

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 博報堂は来店客のスマートフォンと連動する双方向型の商品棚「スマート什器」を開発し、9月18日に提供を開始した。スマート什器は、店舗に来店した顧客と、スマートフォンを通じてさまざまな手段で情報のやり取りができる、双方性を持つ商品棚だ。


スマート什器

 例えば商品棚の前まで訪れた来店客が、自分の持つスマートフォンをスマート什器にタッチすることで、端末で限定の動画を視聴したり、ポイントやクーポンを入手することができる。また、ショップにとっては、スマート什器へのアクセスデータと、既存メルマガ会員などのデータベースや購買データとを掛け合わせることで、実際の来店行動に連動した顧客への個別アプローチが可能となる。

 消費者の店頭での行動とスマートフォンの関係については、博報堂DYグループが2012年5月に調査を実施。調査ではスマートフォンユーザーの45.5%が「店頭で商品を見ながら、気になったことをスマートフォンで検索する」という結果がでていた。

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