ワークプレース変革は年間収益16%増と運用コスト13%の削減を実現――アバナード調査今日のリサーチ

世界1300人以上の意思決定者を対象にした調査より、顧客と従業員の体験を全体として改善することが結果的に大きな収益改善につながる可能性があると分かりました。

» 2020年02月13日 08時00分 公開
[ITmedia マーケティング]

 顧客体験(CX)および従業員体験(EX)を改善する包括的なワークプレース体験(WX)戦略の導入は、投資利益率(ROI)向上につながる可能性があるようです。

 AccentureとMicrosoftの合弁会社であるAvanade(日本法人はアバナード)は世界の意思決定者(CEO、人事、業務、IT、マーケティングの最高責任者、その他のビジネスリーダー)1375人を対象に、WXに関する調査を実施しました。その結果、WX戦略の実施により平均で年間収益は16%増大し、運用コストは13%削減できる可能性があることが分かりました。これは、調査参加企業の年間収益の総計から計算すると、約20億ドルに相当するものです。

日本におけるWX変革は現場任せの傾向

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