Sansanが開発、B2B企業のブランド力を測る指標「BBES」とは?名刺交換した相手にアンケート

Sansanは、企業と接点のある人へのアンケート調査を通じて定量的にB2B企業のブランド力を測ることのできる指標「BBES」を開発し、これを測るためのモニタリングサービス「BBES Monitor」の販売を開始した。

» 2018年10月02日 19時30分 公開
[ITmedia マーケティング]

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 Sansanは2018年10月1日、B2B企業のブランド力指標「BBES(BtoB Engagement Score)」を開発したと発表した。

 ブランド力を定量的に測る仕組みとしてはNPS(ネットプロモータースコア)などが知られているが、B2B企業・ブランドは、そもそも知名度が限定的であり、かつ認知を取るべきターゲットが限定されている。そのため、不特定層に対してアンケート調査を実施しても、正しい評価がしにくいという課題があった。

 BBESは、自社と接点のある人(具体的には名刺交換相手を想定)にアンケートを取ることにより、B2B企業が観測対象とすべきステークホルダー(利害関係者)内でのブランド力指標としたものだ。

 BBESは具体的には、経営、営業、開発、バックオフィスに至るまで、調査対象企業の社員と直接の接点を持った個人を対象として次の3つの質問を投げかけ、11段階で評価付けして測定。評価された3つのスコアの平均点を算出して得た数値をBBESとする。

3つの指標を11段階で評価《クリックで拡大》
BBESスコアイメージ(BBES Monitor 使用時)《クリックで拡大》

 SansanではBBESの用途として、以下のようなものを想定している。

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