大日本印刷、レシートデータを活用したWeb広告配信サービスを開始家計簿アプリ「レシーピ!」のデータを活用

大日本印刷は、家計簿アプリ「レシーピ!」のレシートデータをマイクロアドのデータプラットフォーム「UNIVERSE」のターゲティングデータに活用するWeb広告配信サービスを開始した。

» 2018年08月23日 01時00分 公開
[ITmedia マーケティング]

 大日本印刷は、同社の家計簿アプリ「レシーピ!」で取得したレシートデータをマイクロアドのデータプラットフォーム「UNIVERSE」のターゲティングデータに活用するWeb広告配信サービス「レシーピ!×UNIVERSE」を提供開始した。同サービスは大日本印刷またはマイクロアドを通じて提供する。

 レシーピ!は、スマートフォンでレシートを撮影するだけで家計簿管理ができるサービス。主な利用者は20代〜40代の女性で、食品・日用品・外食など、日常の買いものの場所や内訳が商品単位で分かるのが特徴。アプリは約320万ダウンロードの実績を持つ。

 UNIVERSEは、自社で取得したインターネット上のオーディエンスデータや、第三者企業から提供を受けたオンライン/オフラインデータを統合的に集積・分析し、企業の顧客生涯価値最大化を実現する、マーケティング基盤構築サービス。ここに蓄積されたビッグデータに対して、AI(人工知能)による分析を行うことで、オンライン広告やオフライン販促、ブランド向上、オウンドメディア、実店舗向けといった分断されたマーケティングファネルを集約し、顧客マーケティングの最適なアプローチを自動実行する。

 Web広告を出したい企業は、「レシーピ!×UNIVERSE」を利用することで、重要な顧客像(ペルソナ)を抽出し、ターゲットとする属性の生活者に対して、同じくマイクロアドのDSP「BLADE」を介して月間約2420億インプレッション(広告表示回数)のメディア群への広告配信が可能になる。

レシートデータを基にした広告配信メニューを提供《クリックで拡大》

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