Twitter、外部アプリに埋め込んだタイムラインにネイティブ広告を表示可能にアプリ提供者の新たなマネタイズ手段開発に向けβテストを開始

Twitter Japanは、iOS/Androidアプリに埋め込んだツイートのタイムラインに「MoPub」の広告を直接表示する機能のベータテストを開始したと発表した。

» 2016年05月19日 13時30分 公開
[ITmedia マーケティング]

 Twitter Japanは2016年5月18日、iOS/Androidアプリに埋め込んだツイートのタイムラインに「MoPub」広告を直接表示する機能のベータテストを開始したと発表した。

 MoPubはTwitterが提供するモバイルアプリ内の広告枠管理とアドエクスチェンジのプラットフォーム。今回のβテストでは、アプリ提供者が管理するアプリに多数のツイートをまとめて表示できる「埋め込みタイムライン」を追加し、さらにそこにMoPubの広告を表示できるようにした。

MoPubの広告表示をTwitter Kitタイムラインに追加

 βテストの利用に当たっては、モバイルアプリ開発プラットフォーム「Fabric」から、MoPubと「Twitter Kit」(Twitter へのサインインやAPI の呼び出しなどを行う)のSDKを導入し、MoPubの管理画面内でネイティブ広告ユニットを作成してIDをTwitter Kitのコードに貼り付けるだけ。

 これにより、数行のコードを追加するだけで、ツイートのタイムラインとその中に表示されるネイティブ広告をアプリに埋め込むことができるようになる。広告のレンダリングは、Twitter Kitに設定されたテーマや色指定に従って自動で行われるので、アプリの中にネイティブに表示される。

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