博報堂生活総研、「マイビッグデータに関する意識調査レポート」を発表プライベート情報はできるだけ秘密にしたい人が7割

博報堂生活総合研究所は2015年8月26日、「マイビッグデータに関する意識調査レポート」(第2回)を発表した。

» 2015年08月26日 17時00分 公開
[ITmedia マーケティング]

 博報堂生活総合研究所は、2015年5月に実施した自分自身の身体に関する大量の情報「マイビッグデータ」に関する意識調査の結果を発表した。今回は第2回のレポートとなる。

 博報堂生活総合研究所では、ウェアラブル端末で計測される活動量、脈拍データや、遺伝子検査で明らかになる病気リスクや潜在能力レベル、スマートフォンに蓄積される行動ログデータなどの「自分の身体状態に関する大量のデータの集積」を「マイビッグデータ」と定義。ウェアラブル端末や遺伝子検査などの発展・浸透によって飛躍的に増加が見込まれる、これまで知ることができなかった自分自身の情報、マイビッグデータに対する生活者の意識について調査・分析を行った。

 今回の調査テーマは「生活者のプライバシー意識」。マイビッグデータが身近になることによって、今後は自分の病気リスクや健康状態、心理状態などの個人に関する詳細な情報が明らかになることが考えられる。このような情報を「誰になら包み隠さず共有できるか」、反対に「相手のココロの中までもっと良く知りたい、と思う存在はいるのか」という質問についてまとめている。

 ポイントは次の通り。

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