第2回 AIDMAの「I」(Interest:関心)を大きくするため――日清のソーシャルメディアマーケティング【連載】高広伯彦が聞くソーシャルメディアとマーケティングの今後(2/2 ページ)

» 2013年01月08日 08時01分 公開
[高広伯彦(聞き手)、梅田カズヒコ(構成),ITmedia マーケティング]
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“ひよこちゃんの日常”に、どうやって「言いたいこと」を盛り込むか

高広 メディアの数が増えて、情報量も増えているけれど、1人あたりの情報消費量は限られているので、コンテンツ提供者はいよいよ「狭い領域」を奪い合うことになります。限られた枠の中でお客さまに選んでもらうためには、「自分たちの商品メッセージを聞いてもらえる状態を作る」ということが大事だと思います。ひよこちゃんのFacebookでは、そのあたりをすごく意識されている感じがします。

三宅 基本的には商品の売り上げにつなげることがゴールだと思っています。なので、ひよこちゃんの日記を通じて、お客さまのエンゲージメントが高まった段階で、新商品の告知とか、企業としてのメッセージを発信すれば、Facebookならではの「いいね!」を付けていただくこともあるわけです。

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