米大統領選で90分の討論中に1000万ツイート、Twitter Japan発表Twitter選挙

Twitter Japanは同社のブログでTwitterがどのような使われ方をしているか紹介するエントリを発表した。最もリツイートされたオバマ大統領のツイートや、コロラド州の討論会で1000万のツイートがあった実績などを紹介している。

» 2012年11月06日 19時18分 公開
[ITmedia]

 Twitter Japanは11月6日、Twitterが米大統領選でどのように選挙と関わっているか紹介するブログを発表した。同社は、今回の選挙は「Twitter Election(Twitter選挙)」と呼ばれることが多いとして、Twitterが選挙で使われた具体例と影響力を紹介している。

最もリツイートされたオバマ大統領のツイート

 同社によると大統領選のラストスパートが始まる8月と9月に最もリツイートされたのは、共和党をサポートする俳優クリント・イーストウッド氏の「Empty Chair(空の椅子)」スピーチに対するオバマ大統領のツイートで、5万5000以上のリツイートがあった。 

 また、アメリカ大統領選は討論会が特に注目されるが、Twitter上では10月3日にコロラド州で行われた第1回討論会で最もツイート数が多くなり、90分間の討論中で1000万ものツイートがあったという。この間リアルタイムでのコメント分析の他、どの候補者の発言の事実確認なども行われた。10月22日にフロリダ州で行われた最後の討論会でも650万ツイートあり、すべての討論会で活発にTwitterが活用された。

 このような盛り上がりに対し同社はTwitter上で両候補の評判が分かるようなページを作成した。また、候補者のツイートに対し、州ごとにどのように反応しているかを表示するページを公開した。このページの検索ボックスに「Tax(税金)」「China(中国)」などのキーワードを入れると、両候補の関連ツイートとユーザーの反応が大きい順に赤と青のグラフで表示され、そのツイートがどの州でどのくらいの反応を起こしたかが分かる。

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